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Raspberry Pi 3 B+ を無線LAN経由(ssh)でWindowsノートパソコン(Note PC)からTeraTermで使えるようにしてみた

 Raspberry Pi 3 B+(ラズベリーパイ)のキットをネットで購入し、組み立てと設定を行いました。購入からセットアップ完了までの手順は以下にまとめてあります。

coldsnap.hatenablog.jp

 ただ、最初のセットアップのときは仕方ありませんが、この手のひらの上に載ってしまう小さな宝石箱のようなマシンを使うのに、いちいちキーボード・マウス・モニターをつなぐのは面倒でたまりません。Raspberry Pi に搭載されているOSはLinux系なので、設定が完了して無線LANにつながればあとはリモートからコマンドたたいて操作できる筈です。

 そこで、Raspberry Piには電源ケーブル以外のものはつながなくてもよいように、Windowsノートパソコンからログインして使えるようにしてみました。

 

1.Raspberry Pi側でIPアドレスの調査

 最初のインストールのときに無線LAN(Wifi)への接続設定を行ったので、DHCP経由でIPアドレスが振られています。まずは、それを調べます。

 この自動付与されたIPアドレスを調べるには、Raspberry側のコマンドプロンプトを起動し、ifconfig というコマンドをたたけばわかります(Windowsのipconfigとは違いifconfigなのでご注意)。

※動的IPアドレスなので、再使用時に異なるアドレスが振られる場合があります。また、無線LANルータによっては設定で同じ物理アドレスに対して同じIPアドレスを付与できる場合があります。

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ここの画面の「192.168.3.10」が、私の家のローカル環境で、このRaspberry Pi に付与されているIPアドレスになります。

 

2.Raspberry Pi側でsshを許可する設定を行う

 次いで、Raspberry Pi側で、他からssh経由で接続してきた場合にそれを許可する設定を行います。セキュリティ確保のため、デフォルトでは接続要求があっても拒否するようになっているので、それを許可に変更します。手順は以下の通りです。

(1)設定画面を呼び出します。

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 上の画面で示しているように、メニューバーから[設定]を選択し、さらにそこから[Raspberry Piの設定]を選択します。

(2)SSHを許可するように設定変更を行う

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 SSHを選んで[有効]に変えます。ここでは、SSHだけでなく、VNCもついでに有効にしてあります。見ての通り、シリアルポートやカメラも有効にしたい場合も、この画面で行えます。

3.PC側からTeraTermで接続する

 Raspberry Pi側の設定が完了したら、いよいよノートパソコンからつないでみましょう。私はTeraTermを使っていますが、SSHの設定がうまくいってどちらも同じLANにつながっていてネットワーク上の設定が問題なければ他の同様の端末ソフトでも同様だと思います。

(1)TeraTermを起動してSSHで接続

 Windows PC側でTeraTermを起動し、さきほど調べたRaspberry Pi側のIPアドレスを指定してSSHで接続します。

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(2)ユーザ名とパスワードを入力

 登録されていないホストなのでセキュリティ警告が出ますが、そのまま進めてください。ユーザ名とパスワードの入力画面が出ます。ユーザ名はpiです。

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(3)ログイン完了

WindowsからRaspberry PiLinuxへログインできました。

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3.PythonのデフォルトをV2.7からV3へ変更する

 Raspberry Pi 3 B+のOSはLinux系で、PythonのV2.7とV3の両方が入っていてとても便利です。

 ただ、ひとつ問題なのが、コマンドもしくはスクリプトで実行しようとする場合、PythonのデフォルトがV2.7になっていることです。日本語を扱う都合もあるし、今からやるならV3の方がいいと思いますから、sudoの場合も含めて変更方法について以下に書いておきます。

4.最後に

 Raspberry Piはちっちゃな箱ですが、Linux OSが動くので、一度設定すればリモートからLoginしてLinuxのコマンドが使えます。とても便利です。また、Raspberry Pi 3 B+はPythonもV3が入っているので、ここまでの設定でかなのことが済ませられます。

 これでコマンドは使えるようになったので、次はさらにGUIの方もWindowsパソコンから使えるようにします。

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